電源はPCの中で意外にうるさいのですが、一番静音化しにくいパーツでもあります。
電源はCPUに並ぶといっていいほどの発熱をするパーツです。家庭用コンセントからPCに使える電気に変える際にでる変換ロスが熱の原因となっているようです。
電源静音化に伴う危険性
電源は、ふたを開けるとメーカー保証が受けられなくなってしまいます。しかも、高電圧であるので改造には危険が伴い、むやみに改造すると煙を出したり場合によっては火を噴くこともありうるのです。
自信がない人は、素直に「静音電源」を買うことをおすすめします。改造しなくても、まだ持っていない人や、これから購入しようと考えている人はもちろん静音仕様の電源を買うことになるかと思います。
ファンは騒音のもと
電源を静音化する最もスタンダードな手法は、ファンの交換です。
静音仕様の電源の場合は静音ファンの可能性がありますが、デフォルトのファンはうるさい場合が多いので取り替えます。ここで、あまり風量の少ないファンにしないこと。冷却が十分でないと危険です。
ファンに関してのさらに詳しい記事は、ケースファンを参照ください。
それから、ファンガードを交換します。ファンガードが電源ケースの一部を加工した構造になっている場合は、画像のようなワイヤータイプのものに交換します。
まず、電源のケースから円状にファンガードを切り取ります。そして、市販のファンガード(数百円)をねじで固定します。
これだけで、風きり音が軽減されます。
更なる静音化
もっと静かにしたいのなら、電源のヒートシンクを大きなものに変えてしまうという手もありますが、CPUヒートシンクのように一般に販売されているようなものではないので、そう簡単な事ではありません。
電源のふたを開けておくことで、風量を減らしても冷えやすくすることもできるが、はっきり言って危険です。人間が手を触れれば感電しますし、何かの伝導体が接触すればたちまちショートして電源は☆になるでしょう。運が悪ければ、ブレーカーは落ち、PCの別のパーツが壊れてしまうかもしれません。
他にも、水冷化してしまうという方法もありますが、水冷を導入していない人には無理ですし、大電流の流れているところへ水を引いてくるのには抵抗があります。水漏れでもしたら・・・
後記
現在、使用している電源がうるさいので、その静音化の記事も後々アップしようと思います。
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